可能性

昔バイトしていた店に耳の聴こえない人がいて、その人はバツイチで一児の母。わずかながらに知ってる手話と筆談で色々と話してると、小学生の娘さんがHIPHOP好きでダンススクールにも通ってるらしく、俺が「トリカブトというグループでCD出してるんだよ〜」と書いたら驚いて、娘に聞かせたいから貸して欲しいと言われたので貸してあげた。そして数日後にニコニコ笑顔でCDを返しにきた。彼女自身は音が聴こえないからなんで嬉しそうにしてるんだろう?と思ったら、なんでも娘さんが音が気に入ったらしく、家で楽しそうに踊っていたようで、それを見た彼女も幸せな気分になれたようだ。「私には聴こえないけど娘と一緒に楽しめた。ありがとう」と言われ、こんな楽しみ方もあるんだなぁとハッとさせられた。

あといつだったか忘れたけど渋谷のクラブでライブをやった時に、耳の聴こえない男の子(20歳くらいだったかなぁ)が遊びに来てて、興味があったので色々と聞いてみると、「クラブは大きいスピーカーから低音が出るから、スピーカーの前に居ると体で音を感じることができる」「その低音の振動と周りで踊ってる友達の動きでリズムが分かるからそれで楽しめる」って言ってて目から鱗だったなぁ。クラシック音楽とかだったらこうはいかないよね。ダンスミュージックの可能性を感じた瞬間でした。

ブッといビートを鳴らせば音が聴こえない人にも何かが届くはず。
今日はそんな事を思い出したりしながら曲制作してました。
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by dj-daishizen | 2007-06-12 04:17 | 日記
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